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 ミニトマト用自作水耕槽

 
 
土のプランターとぷくぷくの水耕槽でも手間がかかったのだが、支柱の支持方法が悩ましい。
狭い部屋で育てるので、水耕槽置き場所を固定せず、移動可能にする必要がある。
よって、まずは水耕槽と支柱の一体化を考えた。

 
   
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 1月22日

 アルミのアングル材が入荷したので、
 水槽のベースを曲げ加工で製作開始。

 手金鋸で切り込みを入れ、バイスを利用して
 プレス曲げ加工した。


 材料:L30×30×3t
 
    上部ガイドは平板30×3t

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 底の切り込みを入れたところは目板をあてて
 補強した。

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 遮光板は看板などの複合材で
 「アルチャンプEX」
 を使用した。

 側板4枚の他、天板もそれを使用した。

 なお、手前の1枚は簡単に脱着可能とし、
 内部を確認できるようにした。
 
   
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 水流拡散と水量調整バルブ、エアーの自給混入
 部品を自作。

 水量バルブは上水面から簡単に調節できるよう
 に考えた。

 青いパーツはMCナイロン、ネジはステンレス、
 その他はジュラルミン他のアルミニュウム。
 アルミは耐食性に不安があったが、完全水中で
 あれば大丈夫な気もする。
 
   
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 エアーの噴出穴はφ1.2mm×1個だけ。
 
   
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 エアー量調整バルブ自作。
 (調節しないと、かなり多過ぎる感じだ。)
 
    根受けパン

水耕槽を自作しようと思い立った時、水槽すべての体積を使用して、根をフリー状態にしようと思った。
しかし、自作水耕槽についていろいろとググっているうちに、「ホームハイポニカの栽培槽の深さ」の記事を見つけた。
http://q-and-a.gokigen-yasai.com/?eid=57
いろいろと詳しく書いてあり、それをマネするのがよいと考え、2cm深さの根受けパン方式にした。
 
   
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    水位については、ぷくぷくと同じペットボトルを逆さに差し込む自動給水式にした。 ペットボトルの口高さは一定で、根受けパンの高さを微調整可能な構造にした。

なお、ペットボトルが空になって給水を忘れることはないと思うが、もしそうなった場合でも、パン2cm深さの液肥はしばらく満たされ続ける。
もしそうなった場合は、パンからの滝落としの水音で気付くはずだ。


 
   
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 水流拡散ノズル上にカバー追加製作


 自動給水のペットボトルは3本挿せるように設計したのだが、
 その中の1本は水流拡散ノズルの真上である。
 水流拡散ノズルへのエアー混入はできたのだが、水面に浮
 いてくる気泡の流れが渦を巻く感じで、水流拡散ノズルの上に
 も流れてくる。
 その気泡がペットボトルに入った場合、液面の高さに関係なく
 ペットボトル内の液肥が出てしまう。
 それを防止するため、カバーを製作して追加した。
 
   
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 液肥ポンプ

 神畑養魚(株)のRio+600(50Hz)
 アマゾンで2,628円(税込)だった。

 [ 仕様 ]
 サイズ:62×44×60
 消費電力:3.6W
 最大流量:6.8L/分
 最大揚程:75cm

 (参考)
 この1つ上のモデルはRio+800で
 4.8W、8.0L/分、92cm
 この1つ下のモデルはRio+400で
 2.0W、5.6L/分、50cm


 今回Rio+600を選定したのは、なんとなく山勘で
 これくらいかなと思ったからであるが…
 試運転してみた結果、十分な水量だと思ったの
 だが、どうなのだろう?
 ぷくぷくと比較すると、かなり流量アップしているの
 は間違いない。
 
   
液肥の流量調節バルブとエアーの自給混入はうまくできたが、加減が分からない。
水量はかなり多いと思うのだが、多過ぎてダメな感じはしないので、とりあえず最大水量で様子をみる。
エアー量も最大にするとかなり多い感じだ。 しかしエアーを根に直接あてないほうがよいという記事をどこかで(ググっている時)読んだ気がする。 音がうるさいし、なんとなくだが、適当と思われるくらいにかなり絞った。 なお、夜の睡眠時は、更にもっと絞る。
 
   
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 運用開始3日後

 LEDの明かりで照らすと
 様子がよく見えて良好。
 
   
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 やはり根の状態を容易に観察できるのはグットだ!


 なお、水槽内の液肥量は、11.5Lくらい。
 (面積575cu×20cm高さ)
 
                             
 
 
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