(バイク)
 
 
 ギヤポジション表示 2007年 6月

 
 
高校生当時、同級生のGS400にはギヤポジションイジケーターがついていて羨ましかった。

ジェベル250XCを調べると、チェンジペダル軸と、フロントスプロケットの間に、回転する接点があっり、1速ごとに60゚ずつ回転するようになっていた。
1速と2速の中間、30゚にニュートラルがあった。

回転する接点はスズキの伝統なのかな?これを使い、憧れのギヤポジションインジケーターを製作することにした。

 
   
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 標準の端子接点は、ニュートラルと4速の2点だけ
 なので、1速〜6速+ニュートラルの7点端子接点を
 製作した。

 なお、ノーマル4速の接点は、規制対策らしいことが、
 何かの記事で読んだ。
 ピンクの配線がCDIユニットに接続されている。
 
    ノーマルの状態

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 接点カバーを外すと
 凸ピンが回転する
 仕組み。

 この写真は
 ニュートラル位置。
 
 
使用感

 
    発進から加速していくとき、2、3、4、5、6速とリズム感良くシフトアップしているような気がしてくる。
今までは、7速に入れようとするような動作をして、シフトアップできないので、6速だったことを知るというような、無駄な動作がなくなり、効率が良くなった気もするが、 なによりもかっこよく高級になったと思っている。(^_^;)

それから、減速停車時は2速からニュートラルに入れられるので、とても便利。

その他、ニュートラル表示でも1速になっている場合があるが、その現象はこれを取り付ける前からたまーにあった。エンジン側の機械的ロータリー回転が完全ではないのだろうと思う。

 
 
製作編

 
   
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・接点は真鍮で製作し、M2のネジで配線端子を止めるようにした。

・カバーは電気を通さないようにMCナイロンで製作。

・配線はパソコンのLANケーブルを使用。

・配線端子接続後は防水処理として、セメダインスーパーX(黒色)を充填した。

 
   
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表示テスト

 
    ・表示制御はワンチップマイコンのPIC16F88で処理するようにした。

・基本的には、ギヤポジションの位置により7セグメントLEDの点灯パターンを変えるだけなので、
 簡単なプログラムである。

・ ニュートラルはゼロの表示とした。

 
   
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 表示部は青色7セグメントLEDをアルミ削り出しのケースに収め、
 クリアスモークのアクリル板でフタをした。

 設置は両面テープでスピードメーター横に貼り付ける。
 
   
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 PIC制御部のケースはアルミパイプでカバーを作り、
 Oリングを入れて防水構造で製作した。

 ハード回路も簡単で、7セグメントLED用の抵抗は
 入れず、電圧設定で電流を決めるように調整した。

 317タイプの3端子可変電圧チップタイプレギュ
 レーターで約3.3Vに設定。
  最大電流は「0」と「6」表示時に約75mA流れたので、
 1セグあたりの電流は12.5mA程度。
 
   
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PICプログラム…Gear_P2.txt <7.09KB>

 
                             
 
 
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