(バイク)
 
   
 ホイール

 
   
エキセルのカラーリムを、"モトショップボンバー"というところで、安く組んでくれることを知った。現車からハブやスポークを分解して送る必要があるので、冬仕舞い期間にやってもらった。

 
   
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 2007年春

 フロント
 RKエキセル 21x1.6…\21,525
 リア
 RKエキセル 18x2.15…\23,625
 リム組工賃無料

 送料…\1,580 合計\46,730
 
    ところが、後リムは艶々なのに、前リムは白く濁った感じになっていた…。すべて組み上がっている状態なので、クレームを言ってもダメだろうなぁ。まっいいかぁと自分に言い聞かせた。
当たりが悪いのか?販売店の問題か?メーカーの品質管理がそうなのか??

※ぱっと見は分からず、タンクの青と合っているので、色合いは気に入っている。


 
 
 
   
クレームじゃないの?!

 
   
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 2006年春

 青の前にパープルを装着していた。

 しかし、ホイールを装着してから、約100km走行後、
 後輪の右側が色落ちして下地のシルバーが所々
 見えた状態になっているのに気付いた。
 心当たりは無いので、製造にミスがあったと思った。
 (アルマイトで脱脂処理が不十分だったなど。)

 購入先のボンバーに問い合わせたところ、返送して
 ほしいとのことだったが、その間乗れなくなるので、
 冬まで待ってもらうことにした。
 当然クレーム処理されると思っていた…。

 冬になってタイヤホイールを取り外し、きちんと梱包
 して送った。しかしメーカーからの回答で、

 「何かを擦ったからで、製造上の問題ではない。」

 とのことでショックだった。

 
     タイヤにはまったく擦ったようなキズがないのに、リムだけ上手い具合に摩耗させるのは不可能だと思う。
 たとえスイングアームとリムの間にウエスを詰め込んで走行したとしても、このようにするにはどのような詰め方をすればよいか分からない。

 届いてすぐに車体に組み付ける前、液体ワックスを塗布した。車のボディ用で一般的なフッ素コート6ヵ月長持ちというもの。
 そのときワックスのウエスに赤紫の色(リムの色)がはっきりと付いた。イヤな予感がしたが、早く組み付けたかったので気にしないことにしてしまった。(そのウエスは捨ててしまったが、今さら思えば保管しておくべきだった。)それがあったこともあり、少し乗ってリムの色落ちが分かったとき、メーカークレームとしか思い付かなかった。

 ※こういう場合通販だと困る。販売店とメーカーの関係も分からないが、泣き寝入りの結果であった。

 何れにしても、やっぱ色が気に入らない。紫というよりもピンク色に見えることもある。宣伝カタログ画像で見た感じと現物のイメージがかなり異なっていた。


 
 
 
 
Newホイール(準備) 2010年11月

 
   
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    後リムはツルピカなのに、前リムの白く濁った感じがひどくなってきた気がする。洗車する度にそー感じる。
爽快な気分に回復するためになんとかしたい。
他にも欲しいものが沢山あるが、リム更新することにした。

前回の失敗から、今回は自分でスポーク組をすることにした。冬じまい期間に時間をかけてがんばればなんとか組めるだろう。たぶん…。
また、前回と同じように不良品と思われるリムが届いたとして、クレームを言って受け付けられなかったとしたら、アルマイトの専門業者を探して、アルマイトをやり直す覚悟だった。


 
    三度目の正直

今回はリムをGT商会から通販購入した。GT商会ならエキセルリムの取扱量が多そうなので、
メーカーに強いだろうと思ってのこと。値段もウェビックより安い。

EXCEL Japan U型リム フロント 21X1.60 36H ブルー/ビードストッパー穴なし ジェベル250XC \17,330
EXCEL Japan U型リム リア 18X2.15 36H ブルー/ビードストッパー穴なし ジェベル250XC \18,900
 (両方で\36,230)

納期は3週間程度との連絡だったが、実際は10日以内だった。早かったので何か少し不安があった。
開封確認するまでは、とてもドキドキした。もしもの返送を考えて、段ボール箱を壊さないように丁寧に開梱した。
さて状態は… ヨシ!OK。 前後共ツルピカで良好、問題なし。 とても嬉しい。

 
   
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    しかし、よく考えると当たり前のことである。ボンバーのは何だったのだろう。通販はよく利用し、今まで大きな失敗はないつもりでいたが、それが大きな失敗だった気がしてきた。

EXCEL 二輪用アルミリム取扱説明書 はこちら … TORISETU.pdf 46.6KB
(エキセルのリムに付属してきたもの)

それによると組付方向がある。刻印が左側とのこと。なぜ?
今のリムの刻印位置を確認すると、フロントは右でリアは左である。 ボンバーは間違った!?


 
    純正部品


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 自分でスポーク組をすることに
 決めたが、現車をバラしてもし組
 み立てられなくなると乗れなくな
 る不安がある。

 ヤフオクで中古を探すことも考え
 たが程度に不安がある。

 一式新品で組むことにした。

 純正部品はウェビックから
 通販購入した。
 前後一式で 43,212円
 
    [ 内訳 ]

54111-29E00
ハブフロント
\12,390

55320-28E00
スポ-クセットフロントホイ-ル
\4,147

08123-60037
ベアリング
\661 × 2個 = \1,322

09284-23001
オイルシ-ル23X35X6
\304 × 2個 = \608

54730-01B00
スペ-サハブベアリング 17.1X27X50
\766
64111-14D10
ハブリヤホイ-ル
\15,960

65320-14D00
スポ-クセットリヤホイ-ル
\3,622

08123-60047
ベアリング
\934 × 2個 = \1,868

08123-62047
ベアリング
\850

09283-26019
オイルシ-ル26X47X5
\451

09282-26001
オイルシ-ル26X42X8
\441

64731-13E00
スペ-サリヤハブベアリング
\787

 
   
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 スポークスパナ

 GT商会で
 \1,130

 (ニップル実測
 寸法は6.2mm
 だった。)
 
   
不要凸部カット

ギヤワイヤーは使用していない。
(スピードと距離メーターは近接センサー式に変更しているので。)
ギヤがはまるところに凸が2ヵ所あるが、不要なのでスッキリさせるために削り取ることにした。

 
   
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 ヤスリなどで削り落とそうと
 考えていたが、机上旋盤にセット
 することができたので、旋削する
 ことにした。
 
   
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 ハブの材質はアルミ鋳物のようで、旋削するのは
 容易だった。

 きれいに削り落とすことができた。
 
 
ピカピカメッキ 2011年春

 
    せっかくなのでハブを磨くなどして汚れを洗車しやすくしたいと考えていた。
それから、スポークがくすんできたので
ステンレスにしたいと考えていた。

 
   
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ステンレススポークについてインターネットを検索してみると、国内で注文するところが見つからず、外国に注文生産してもらえそうなところがあったが、手続きがまったく分からない。強度にも少し不安がある。

いろいろと考えているとクロームメッキ加工を思い付いた。
インターネットで検索してみると、「
NAKARAI 」というところが良さそうな気がした。

問い合わせしてみると、
・スポークは350円/本(税別)という回答をもらえた。各リム36本なので、72本x350円x1.05=26,460円(税込)
・ハブのピカピカメッキ加工費は24,000円/個(税別) 前後2個だと50,400円(税込)になる。
 合計
76,860円 うーん悩む…、今このタイミングでやらないと後で出来ない。


そして、12月 4日に純正スポークと純正ハブ前後を 「 (株)NAKARAI 」 に発送した。

その後、1月末に電話が来た。
 「端面凹部がうまく出来ない、がんばったが限界です。申し訳ございません、値引きします。」
というような内容だった。現物を見ていないので何とも分からないのだが、失敗したのではなく、かなり努力したことは分かったので、ドキドキしながら到着を待った。

 
   
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 2月4日に届いた。

 おおっ、これはピカピカで嬉しい。
 事前に連絡があった端面の
 ことはぜんぜん気にならない。

 値引きの他、サビ取り剤サビトリ
 キングとメッキ保護材メッキング
 もサービス添付してくれたので、
 とても得した気分である。

 支払い金額は、送料込みで、
 
69,090円
 
    メッキの魔力のようなものに取り憑かれそうにもなったが、ここからが大変である。

・まずは前輪を組み立てようとしたところ、ブレーキディスクが付かない。
 ハブの外径が0.2mm以上大きくなっている。厚さで0.1mm以上あるようだ。
 それから、取付面が凸凹の感じに見え、精度に不安がある。

 
   
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 ブレーキデスク取付面は机上旋盤で削り落とした。
 表面のメッキは、かなり硬かったが、なんとかできた。

 6ヵ所の地がきちんと出るまで旋削したので、精度よく
 取り付くはずである。
 
   
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 実はここのところは最初から心配していたところで、
 後から削らなくてもよいようにと、テフロン材にて
 マスキングしてから発送した。

 ←の写真は、発送前の状態。

 NAKARAIに事前に問い合わせてみると、「実績は
 ないがよいかもしれない、やってみる。」というような
 回答だったので、期待していたのだが、工程途中で
 液だれの問題が出たので、外したとのことだった。

 詳しいことは分からないが、ぴったりと合うようにがん
 ばって作ったのだが残念。
 
   
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 軸受ベアリング部についても、マスキング材を製作
 した。


 テフロン材は高価だったが、後で精度良くメッキを剥
 がすのは困難だと思って、先に手間暇かけておくの
 が良いと判断した。
 少しきつめにピッタリはまるように旋削した。
 
   
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 後ハブの1面にザラツキあり。

 後ハブの中心部を輪切りにすると、四角形状になっ
 ている。
 その4面の内1面だけがザラザラしていた。
 ウエスが引っ掛かるのがはっきりと分かる。
 前ハブは全面ツルピカなのにどういうことか?

 NAKARAIに問い合わせてみると、
 「ハブの内面から不純物がでてきてしまったもの」 
 へたに磨くとメッキが剥がれてしまうおそれもあると
 のことだった。

 しかし、ミニタージェットで慎重にバフ掛けしてみたと
 ころ、かなりよくなった。ザラツキは消すことができた。
 
   
後ブレーキデスクとスプロケット

 
    メッキ加工で厚くなることは承知していたが、後輪については重要視していなく、なんとか出来るだろうと軽視していた。しかし、思っていた以上に厚く、あまり均一に付いていない感じだった。塗装で例えると、たっぷりとスプレーしてたれる寸前という感じ。
ブレーキデスクもスプロケットも入らない。うーん困ったぞ。前ハブのように机上旋盤で削り落としたいが、大きいので机上旋盤にセットできない。
しょうがないので知り合いの旋盤工に頼むことにした。

 
   
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 ところが…、削って欲しくないところまで削られてしま
 った。よく打ち合わせしたつもりだったのだが、意味が
 伝わっていなかったのか?!
 
   
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 見えるところのメッキを削ってしまっているので対処
 方法に悩む…。
 
   
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 やはり「つや消し黒」で塗装することにした。フロントブレーキデスクもハブのところは、
 つや消し黒になっている。

 心配なのはアルミと塗料の密着性。アルミに塗装すると剥がれやすい。
 アルミ用塗料やアルミ用プライマー塗料を考えたが、両方とも缶スプレーなので、マスキング
 が必要である。
 小面積なので手っ取り早い方法として、刷毛でエポキシを下地に塗って、その上に普通のラ
 ッカー塗装でどうだろうか。エポキシはちょうどよいタイミングで、FRPレジンを使用するものが
 あった。

 つや消し黒の筆付きペイントカラータッチは、ホームセンターで\548

 さて、耐久性はどうだろうか。
 施工後に思い付いたのだが、凹部なので、スーパーXブラック接着剤を流し込む方法でも
 よかったかな。
 
   
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 これはスプロケット側の
 旋削後の状態
 
   
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 よーく見ると、肉抜き穴から取付面が見えるところも
 あるが、まったく気にならないので、スプロケット側は
 OK。
 
 
ベアリング穴の問題

 
    以前、ベアリングを圧入した時は、手近にあったテキトーな材料で押したところ、斜めに入りそうになって焦ったことを覚えている。今回は真っ直ぐに押すように専用の当て材をアルミで製作した。

 
   
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 寸切りボルトは、以前ホ
 ームセンターで購入した
 M12を使用。
 
   
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 ベアリング穴をラッカーシンナー系の溶剤で清掃して
 みたところ、色落ちした。

 グレー塗装してあった感じ。
 
   
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 グレー色を除去すると、ポリパテのようなものが見え
 る。
 カッターで削ってみると、やわらかい感じ。

 このままベアリングを圧入すると、何か失敗する予感
 がする。
 少し削ってみることにした。
 
   
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 ハンドグラインダーの回転サンドペーパーで容易に落とすことがで
 きた。

 ところが片側のハメアイが緩い。ベアリング圧入工具が不要なくらい。
 アルミ地はほとんど削っていないつもりだったが、削りすぎたのか?
 対策として、
ロックタイト262高強度ネジロックを塗布して組み込んだ。
 
   
しかし…、1日経ってから、がっちり付いたのか心配になってきた。悪路走行等に耐えられるのか?長距離ツーリング中にガタついてきたら困る。

そして…、ベアリングが抜けやすいのかどうか試してみることにした。

ところが、かなりガッチリ付いている。びくともしない。純正の状態よりもガッチリ付いている。

 
   
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 ベアリングの内輪を叩いて抜こうとしたの
 で、ベアリングは傷んだかもしれない。
 ベアリングは661円だったので、新しいも
 のに交換するのが安心である。

 しかし、ガンガン叩いても抜けない。
 ノーマルのベアリング交換時は、これほど
 固くなかったはず。叩きすぎるとハブが壊
 れてしまいそうだ。

 しょうがないので、ベアリング部を熱するこ
 とにした。ベアリングから少し煙が出るくらい
 まで熱して少し叩くと抜くことが出来た。

 はぁー無事に抜けて良かった。
 
   
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 外した直後の様子。
 ベアリングの内輪は変色している。
 赤いのがロックタイトで、完全に固まっていた。

 結果として、外すのに苦労するほど、純正のハメアイよりもガッチリ付く
 ことが分かった。
 
    後ハブのベアリング穴

 
   
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 今度は後ハブベアリング穴のポリパテのようなもの
 を削り落とす。
 前ハブの時はもしかすると削りすぎたのかもしれな
 いので、今度はもっと慎重に削った。
 ポリパテのようなものを完全に削り取らずに、円周
 全体ところどころに残った状態まで。
 
    ところが、その状態でベアリングを軽くあててみると、スコンと入ってしまった。(スプロケット側の外側)
ベアリングが完全に入った状態で、ベアリングを揺すってみると、明らかにガタがある。
試しに家庭用のクッキングアルミホイル0.013mmを1巻きして入れ直してみると、するっと入った。
今度はそれより厚めのクッキングアルミホイル0.02mmを1巻きしてみたが、するっと入った。
次に、0.013と0.02を重ねて1巻きしてみたところ、きつめで少しズレるが、なんとか入った。
(0.013+0.02)x2=0.066mm以上の隙間(ガタ)がある。

困ったなぁー。後ハブはボツなのか!?何か修正方法はあるのか?
それにしても、どうしてこんなことになるのか?メッキ処理中に何かミスでもあったのか?ポリパテのようなものを削るのはダメだったのか?通常は削らずにそのまま入れるものなのか?

NAKARAIに問い合わせてみると、今回はいつもと違うやり方をしたとのこと。こちらがテフロンのマスキングを添付して気遣ったので、新しい方法を試したらしい。
しかし、それが裏目となって、悪い結果になってしまったようだ。(NAKARIでは成功したと思っていたらしい。)

下地処理で、アルミを溶かすほど強い薬品を使用するらしいが、なぜか分からないが、結果的に少し痩せた状態になったようだ。

テフロンでマスキングできると思っていたのだが、余計なことをしてしまった結果だ。

 
   
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 隙間を埋める方法として、シックネスゲージを巻く
 方法を思い付いた。
 薄いものがないか検索していると、フィラーテープ
 というものを見つけた。

 0.03mm x1m \851

 これを1巻して嫌気性接着剤で固定することにした。
 
   
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 ベアリング固定用接着剤を見つけた。

 ロックタイト262高強度ネジロックと大差ないような
 気もするが、専用品は何か少し安心感がある。

 デイトナ パーマテックス ベアリング固定用接着剤
 ウェビックで\945
 
   
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 ベアリング固定用接着剤で組み込んだ後は、念のためこのま
 ま一昼夜放置する。

 ただし、圧入後は直ぐに当て材を外し、余分な接着剤を拭き取
 ってから再び組み立てる必要がある。
 当て材が接着されてしまわないように。
 
 
スポーク張り

 
   
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 オートバイの前輪を大きく撮った
 写真はあるが、実物の見本が側
 にない状態で組もうとしたところ、
 よく分からず少し悩んだ。
 ハブから出たスポークが、どれく
 らいの角度で、ホイールに入るの
 か?

 片面のスポークは18本で、2本を
 1組とすると、9組ある…。
 などと暫く考え、ハブの大体中心に
 なるように、ホイールの下に台を入
 れ、スポークの無理のない位置に
 大体セットしてみると仮組すること
 が出来た。

 ←写真は片面のスポークを入れ
 た状態。
 
   
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 もう反対側のスポークは難しくない。
 2組の下側を先に入れるように注意すると、あとは
 あまり考えなくても組むことが出来た。

 とりあえず仮組まで出来た。
 ピカピカなので嬉しい。

 あれっ、オイルシールを逆に付けてしまっている!
 
   
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 いよいよ振れ取り作業に入る。

 台は以前製作したバランサーサポートの下に穴を開
 けて使うことにした。
 軸はベアリング圧入用のM12寸切りボルトを使用。
 
   
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 まずは目安となる板(4mmベニヤ板)を接触するぎり
 ぎりに近づけて押さえる。

 ホイールを回転させて、少しずつ振れを少なくしてい
 く。

 
1本2〜3時間くらいやっていると、「大体いいかな」
 という感じになった。
 
   
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 始めて少しして、継ぎ目があることに気付いた。
 そこだけ瞬間的に振れるのですぐに分かる。
 真っ直ぐの材料を曲げて接合して作るようだ。

 そこは少し振れるのだが、スポーク張り調整で取り
 除くことはできない。

 やる前はダイヤルゲージを使用するつもりだったが、
 必要のないことが分かった。
 どうせ継ぎ目で振れるのだから。
 
    サービスマニュアルによると、振れの限度は軸方向・円周方向ともに2.0mmになっている。
やってみた感じ、2mmの振れはかなり大きいと思う。きちんと測っていないが、目安板の見当調整だけで0.5mm以内に収まっていると思う。

問題は「張り力」
加減がよく分からない。「振れはまーまーいいかな」と思ったところで、スポーク2本ずつを握力でニギニギする。全体に少しずつ増し締めし、ニギニギを繰り返す。「こんなもんかな」と思ったところで、旧ホイールのスポークをニギニギして比較してみるが、はっきり分からない。
たぶん、緩めの調整になるような気がするので、ちょっと強いかなくらいにしたつもり。

 
   
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 ホイールのみ(タイヤ無し)のバランス

 ホイールのみだと、どれくらいのアンバランスがある
 のか測ってみた。
 フロントホイールのみ。

 結果は約6.5gのアンバランスだった。
 継ぎ目のところが軽かった。

 なお、タイヤ組み込み後のアンバランスは、
 フロント…25g
 リヤ…30.4g
 だった。
 
   
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 メッキの後遺症?

 たぶんメッキの影響だと思うが、ネジ山の見えている
 ところが所々ある。
 旧ホイールは、ネジ山の見えているところはない。

 たぶん、ハブのスポークが収まる凹みにメッキが厚
 く入ったところがあり、それのスポークはやや短めの
 感じになり、ネジ山が見えるのだと思う。
 
   
2011.03.27 とりあえず車体への組み込み完了 !(^_^)!

 
   
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色合いの違い

 
   
取り外したホイール前後の色比較。 並べて見ると、はっきり分かる。


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Newホイールと取り外したホイールとの色比較

旧前ホイールは別として、旧後ホイールとNew前後ホイールの色合いが異なることは、すぐに分かった。
太陽光で比較して見ると、Newホイールは明るい青であることがはっきり分かる。
今回、前後同時に購入して正解だったようだ。


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スポークの錆 2011年12月

 
   
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秋頃だったか、前車輪スポークに錆が発生しているのに気付いた。半年でこうなるとはガッカリ。
冬仕舞い期間に「サビトリキング」で錆落としをする。
 
 
ステンレススポーク 2012年 4月

 
   
純正
クロームメッキ
合計
 
鉄スポーク
(寸法変更)
ステンレス
(寸法変更)
F
4,147
13,230
34,229
25,200
52,500
R
3,622
13,230



 
   
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