(バイク)
 
 
 サイドボックススピーカー 2008.11.03

 
 
オートバイのサイドボックスにスピーカーを埋込取付した。

これは走行中にガンガン鳴らすものではない。 オートバイ野宿キャンプや、ツーリングでの野クッキング時などのBGM用。

 
   
JPEG 600x450 77.4 KB

 
 
今までの問題点など

 
    今まではヘルメット内に仕込んだミニスピーカーを組み替えて使用していたが、次の問題があった。

 1.大した手間ではないはずだけど、組み替えるのが面倒。
 2.音量が不足することがある。
  ガスカートリッジ式の暖房ヒーターを使用すると、ボーボボとうるさいので、BGMが聞こえなくなる。
 3.ヘルメットをシートの上に置いて聞くと、焼き物のニオイがヘルメットに付いてしまう。

 ミニスピーカー(日本ビクターの"ポケットスピーカー")改造編は→ 【  こちら   】

 
 
Newスピーカーの選定

 
    サイドボックスに常設とするため、外径で10cm程度の防滴タイプを探した。
また、ある程度の音量をモノラルで聞ければよいので、数ワットのものを1個だけ。

ヤフオクで防滴や防水スピーカーで検索すると多数ヒットしたが、高出力で2個セットのものが多く、安価で気に入った物がない。

 
    Googleで検索して、エレキットに
φ77mm防滴スピーカー
630円を見つけた。


画像はELEKIT
ホームページからコピーしてきたもの。

JPEG 300x180 12.8 KB
 
   
 しかしその後、コイズミ無線(秋葉原)の9cm防滴タイプを見つけた。
 再生周波数帯域が広くて良さそう。
 PDFの寸法図もある。
 奥行き寸法が長く、やや重い感じがしたがそれに決めた。

 
   
JPEG 300x225 12.7 KB

 ダイトーボイスF-77G
 1,450円+送料1,160円=2,610円

 
 JPEG 200x150 7.01 KB

 インピーダンス……8Ω
 再生周波数帯域……125Hz〜20kHz
 出力音圧レベル……82.5dB
 入力…………………10/20W
 バッフル開口径……80mmφ
 重量…………………340g

 
   
届いて早速鳴らしてみると…、思っていた以上に良い音で嬉しい!
特に低音がこんなに出るとは予想外。

 
 
スピーカー枠の製作

 
    思っていたより良い音だったのでヤル気度がアップ !

アルミの削り出しで製作することにした。
材料はいつもの"とくきん"からカット材を通販購入。
A5056φ105x10Lを2枚で1、564円(税別)+送料1、092円。(1枚は予備)

 
   
JPEG 250x250 15.5 KB

 
 JPEG 250x250 15.3 KB

   
   

JPEG 300x200 13.6 KB

 ところが、「あれっ、くわえられない!」
 3つ爪が抜けてしまう。

 僕の机上ミニ旋盤ML-360でチャックできるのは
 φ100までというのが分かった。

 ちょっと考えて、以前購入して在庫していた
 φ85の円盤材をネジ止めして、
 φ85材をチャッキングして削ることができた。

 仕上げ厚さは約5.5mmt。
 
   
JPEG 300x225 24.2 KB

 保護カバー

 かなり昔、ラジカセを廃棄するときに外しておいた
 スピーカーカバーをついに使うときがきた。

 凹凸の型を作り、万力で挟んで、ハット形に加工して、
 あまり目立たないように、サイドボックスと同じ、
 白ラッカースプレーで着色した。
 
 
Newアンプ改造

 
   
JPEG 300x150 10.8 KB

 1Wx2 ステレオ・デジタル・オーディオ・アンプ・キット
 を秋月電子通商から購入した。
 2,000円です。

 コンデンサーは横にして、出来るだけ薄くなるように
 組み立ててみた。
 
     組み立てて鳴らしてみると、スピーカーが良いためか、
 消費電力が少なく電気を食わない。
 それで電源は、いつもの3端子レギュレーターとして、
 基板のアダプター端子のところへ
 "XC6202P502TB"(秋月電子通商から購入。)を取り付けた。
 3端子レギュレーターの仕様は、5V150mA、
 動作電圧範囲は〜20Vとなっている。

 動作確認が無事終わり、次にモノラル小型仕様に改造するため、
 左の半分くらいの不要部分をカットした。
 基板の大きさは、約44mmx42mmになった。

 (写真は大きさ比較用に単3タイプ電池といっしょに撮影。)


JPEG 200x200 9.83 KB

 
 
オートスイッチの製作

 
   
JPEG 200x150 5.64 KB

 オートバイのメインキーを入れずに、電源を入れようとすると、
 バッテリー直結の考えになる。
 しかし、切り忘れるとバッテリー上がりになってしまう心配がある。
 ワンチップマイコンでオートパワーオフタイマーを作ろうかとも
 考えたが、回路やリレー、ソフトなどとても面倒なことになりそう。

 手持ち在庫に、押している間ONの125V6Aプッシュスイッチがあり、
 それを利用することを思い付いた。
 MP3プレーヤー本体を挟めることにより、そのプッシュスイッチを
 押したままの状態を保つようにした。
 
   

JPEG 450x300 32.4 KB

   
     Oリングを使用して、防水性も考慮した。

 スイッチ金具の製作図(断面)PDFは→ 【 こちら  】


 それから、サイドボックスへのスピーカーなどの組み付けは、
 セメダインスーパーXをタップリと塗布して、
 防水シール効果としている。

JPEG 200x200 10.0 KB

 
 
音質とイコライザー

 
     すべて組み立て、ボックスの中身を入れ、鳴らしてみると、
 ボックス効果があるためか、更に音質がアップした感じが
 する。
 昔の下手なラジカセよりいいかもしれないと思えるほど。

 MP3プレーヤー内蔵のイコライザーを調整してみると、
 各バーの設定が顕著に現れる。
 62Hzのボォンボォンも、16kHzのシャカシャカも良く効く。

JPEG 250x100 7.65 KB

 
 
実消費電力

 
     アンプ基板のゲイン(増幅度)設定は推奨位置として、少し大きめかなと思うくらいの音量にして、テスターで実測してみると、5〜8mAだった。
 LED1個分くらいで意外と大きな音が出たので、バッテリー容量に不安はない。

 
 
 
 
スイッチ他変更 2011年春

 
   
JPEG 300x225 21.7 KB


 サイドボックスを新製し、スピーカーは流用した。

 MP3プレーヤーMuVoのスイッチも流用しようと
 思ったが、うまく合わない。
 そこで閃いた。
 カギを差し込んでスイッチをオンするようにする。

 それから、音信号接続配線は端子部のみ出して
 おくようにしたところ、スッキリとできた。
 
 
 
 
ブルートゥーススピーカー 2015年 5月

 
   
JPEG 400x275 25.2 KB


 良い時代になった!

 無線スピーカーだ。
 防水だし(水に浮く)、
 充電池も長持ちする。

 SRS-X1-V
 ワイヤレスポータブルスピーカー
 特価COMから通販購入
 \6,780(税込)送料無料


 ウォークマンはソニーストアから
 通販購入

 Sシリーズ「NW-S14」グリーン
 15,066円(税、送料込)
 
                             
 
 
  バイクでフローターフィッシングとキャンプ > バイク(オートバイ)DJEBEL250XC > サイドボックス内蔵スピーカー

 
  << トップページへ

   
inserted by FC2 system