クランクケース減圧

(バイク)

　
　クランクケース内減圧　(編集中)　2009.01.31

　
ウェビックのお知らせメールで､クランクケース内圧コントロールバルブというのを知り､取り付けてみたくなった｡仕組みは簡単なようで､ブローバイガス還元ホースの途中に逆止弁ようなものを取り付けることにより､クランクケース内の圧力が下がり､その結果､燃費が大幅に向上するかもしれないということを知った｡しかし､値段が2万円前後もする｡
はたして､どれだけの効果があるのか､また､安価に自作できないのか､ジェベリストの掲示板に書き込みしてみると､沢山の回答をもらえた｡それらを参考に､自分なりに自作して､テストしてみることにした｡

　
結果まとめ

クランクケース内圧減圧弁は､燃費の向上を期待して製作したのだが､残念ながら､
自作したものは､燃費向上の効果は無かった｡
という結論で完結とする｡(市販品は分からない｡)

良いと思った点として､

　・エアークリーナーボックス内がエンジンオイルでよごれない｡
　・エンジンブレーキが弱くなり､なめらかに走行できる気がする｡

悪いと思った点は

　・定期的にバルブ掃除が必要｡白いドロッとしたものを取り除く｡
　・正常に動作しているか心配事が増える｡

※せっかくなので取り外すことはせず､じゃまにならない位置に常設しようと思っていたが問題発生｡
　マイナス気温の寒い朝､チョイ乗りしようとエンジンを始動させたところ､負圧計が正圧エラー表示になった｡
　しばらくしても正圧エラーのままで､少しオイル臭がしたので､エンジン廻りを点検したところ､カムシャフトのヘッドカバーからほんの少しオイル漏れしている｡
　おそらく､製作した逆止弁が凍結して閉状態のままになり､エンジン内圧が上がったためと予想する｡
　煩わしいので撤去することにした｡

　
バキュームホース口の穴塞ぎ

　
テキトーにやってヘタをすると､部品がエンジンに
吸い込まれ､重故障に陥るおそれがある｡

M3六角穴付き小ネジの頭にφ1mmの穴を開け､
φ0.4mmのステンレス針金にて脱落防止をした｡
+ネジ弛み止め剤も塗布してある｡