(バイク)
 
 
 荷台と箱

 
   

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 ツーリングリアバックは、後ろのシート位置に適当に付けて 使用してい
 たのだが、背当てというか腰当てのような感じで、楽に感じるときもある
 けど、少しズレてきて、邪魔に感じるときもある。

 中途半端な位置なのかもしれないと思い、簡単に着脱できるボックスを
 作ろうかなとも考えた。しかし、簡単な方法として、リアバックにべース板
 を付けて、それをリアキャリヤに付けるようにしてみた。

 そーすると、リアシートが空くので、フローターバックを積むのに、ちょうど
 よいスペースができるかもしれない。
 
   
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 完成してリアキャリヤに取付した状態。走行してすぐ、
 楽になったことに気付いた。背に荷物感がないほう
 が良いようである。

 ただし、振られ感というか、ハンドリング遅れ感は強く
 なったので、軽快性は損なわれる。

 ベース板は9mmtの木製合板で、ホームセンターで
 購入。
 
   
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 取付は板で挟み込むようにM8ボルトx1本だけとしたが、もしそれが
 緩んで外れた場合、リアバックが落下する心配がある。
 念のためピンを挿すようにして、外れ防止を図った。

 バックにいろいろ詰め込むと、かなり重たくなる。
 車輪があると便利かもしれない。
 最近のゴールドウィンのバックには車輪付きがある。
 とりあえずφ40mmのMCナイロンで製作して取り付けてみた。
 結果として、無いよりはあった方がいいかな。

 今後の改良案としては、取手をもっと長く伸びるようにしたい。
 車輪がゴトゴトするし、床の状態というか模様によりウィーンと、
 うるさいので何か対策したい。
 
   
着脱を簡単にしたかったので、キャリヤに引っかけるフックを
アルミ材で製作した。
ピッタリサイズにして、1mmtのゴム板を暖衝材に貼っておいた。
ゴムはうまく接着出来ず、すぐに剥がれてくるので、ステンレスの
細い針金で押さえてある。

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    フローターを積んだ状態。(2008.06.08 屈斜路湖にて)

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    やはりとても楽に積載できるようになった。この状態でも、フローターバックが背中に当たることはなく、当初の目的が達成できた。

 
 
 
   

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 今まではヤフオクで入手した
 スチールパイプ製のロングキャリ
 アを使用していた。

 しかし、ゴムフックの金具などで
 塗装が剥げるので、毎年の冬仕
 舞い期間に再塗装していた。

 塗装しなくてもよいように
 アルミ板で製作した。
 
   
荷台製作編

 
   
トッププレートは5mmtのアルミでA5012。それを45゚でプレス曲げ加工してもらった。
サイドプレートは8mmtのアルミでA5012。
アルミでも、厚さがあると手加工では大変である。それでレーザーカットで切り出してもらった。知り合いに格安で依頼して、トッププレートが6,530円(税別)、サイドプレートが1枚5,600円(税別)で、 材料込み合計約18,600円。
ちなみにアルミの材料だけを"とくきん"から購入したとすると4千円くらいするはず。
アルミ角パイプの既製品だと、1万2千円以上する。

 
   
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 仮取付状態

 おおよそ設計通りの感
 じ。

 積み荷後の重心を
 出来るだけ低くしたい
 ので、テールカウルとの
 隙間を少なくなるように
 した。
 
   
しかし、アルミ製だけど少し重たくなってしまった。
純正の荷台が1410gに対し、今回製作したものは1710gだった。
ちなみに、今まで使用していたもので、ヤフオクで入手したロングタイプのスチール丸パイプ製は1390gだった。

 
   
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  それから、リアバックはゴールドウィンの
 ツーリングバックに台板を付けて、まーまー
 便利に使用していたが、フニャつかなくて
 防水で、低重心のものを作りたくなった。


 [容量]

 ゴールドウィンのツーリングバックを参考
 に荷台上は、ほぼ同じサイズとした。

 それと、荷台の下側に少し容量を拡張し、
 その分、増量と低重心化を図った。

 (ゴールドウィンのツーリングバックを
 今まで使って、容量がもうちょっとほしい
 ときがあったので。)

 外径寸法

 幅 約500mm
 長さ 約350mm
 荷台上高さ 約280mm
 荷台下深さ 約100mm
 
   
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 天フタは3分割とした。

 真ん中のフタは取り外し式。

 左右のフタは開閉式として、
 ちょっとしたものを取り出し易く
 するつもりだったが、
 開口幅が思ったより狭く、
 使い易いとは言えない。
 
   
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 昼食準備風景

 一番のメリットは、ケースをサッと下ろして、
 テーブルとして使えるところ。

 高さはちょうど良い。
 今まではミニテーブルを積んでいたが、
 これからは不要になる。

 後日、左右のフタに、水平保持する機構を付けて、
 フタ全面をテーブルとして広く使えるようにする予定。
 
   
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 底の状態

 リアキャリアにピッタリと
 合わせて製作したので、
 専用箱となる。
 
   
箱製作編

 
   
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 底板は6mmtシナ合板
  (ホームセンターで5.5tx600x600 \500)

 側板は4mmtシナ合板
  (ホームセンターで4.0tx910x910 \1,280)

 接着剤は30分硬化タイプのエポキシを使用して、
 強度と耐水性を考慮。

 内側はクリアラッカーを2回塗りとした。


 天板(フタ)は1.0mmtアルミ板(A5012)で製作。
 
   
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     色彩をどうするか少し迷った。
 1色が手っ取り早いが、せっかくなのでグレーと黒のツートーンにしてみた。

 下地にはクリアラッカーと目止めクリアラッカーをハケで合計4回塗り、ある程度の板目を目立たなくした。

 上の写真左はマスキングして、グレーのラッカースプレーを塗ったところ。たれない程度に3回塗りとした。
 上の写真右は、3回目塗装後、少し乾いてから(15分程度)マスキングを剥がしたところ。

 その状態から一昼夜乾かして、今度はグレー部をマスキングして、つや消し黒のラッカースプレーで塗装。
 黒は、たれない程度に2回塗りした。


 
   
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 運搬用車輪を固定装備。

 前回の自作車輪は良くなかったので、
 今回は市販の安カートを買い、
 伸縮アームと車輪を部品取り使用した。

 ナチュラムから通販購入
 フォルネアルミキャリー ブルー 1,280円

 結果は成功。
 この車輪は径が大きく、ゴムカバーされているので、
 静かでゴロゴロしない。
 
   
 欠点として、
 内部にタイヤハウスがあり、
 積載体積が少し減ってしまう。

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箱のU字ロックによる固定方式

 
    インターネットで何かと検索しているうちに、"Free As Wind"というところで、U字ロック式のキャリアー自作記事を見つけた。

  簡単確実に固定できそうなので、マネすることにした。

  結果…着脱が今までよりも更に簡単になって良好!

 
   
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 U金具は市販品を使用した。
 サイズはM6で材質はステンレス。(SUS304)

 ただし、ネジ部の長さが足りないので、特殊なナットを製作し、
 ナット下を板に埋め込むようにして取り付けた。
 
   
U字ロックは今まで使用していたもので、
SAIKOのLX-6。

右写真は"斉工舎"のホームページよりコピーしたもの。

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 蝶板はステンレスの市販品を使用。
 38mm幅)
 
   
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 パッチンもステンレスの市販品を使用。

 モノタロウから通販購入。1パック4コ入り\1,629
 
   
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 肩紐はゴールドウィンリアバックのものを転用。

 ヒンジは市販ステンレス蝶板を改造し、
 フックリングはアルミで自作。
 
   
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 フローター縛り付けゴム紐用
 フック x4ヵ所

 3mmtx15mm幅のアルミフラット
 バーから自作。

 →
 内側に
 3mmtx20mm幅のアルミフラット
 バーであて板を付けたためか、
 思ったよりもガッチリとできた。


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 これは後側のフック。

 以前、フロントフェンダーに付けたものと同じもの。

 穴が小さいので、太いゴム紐を使えない欠点がある。
 
   
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  ゴールドウィンの布製ツーリングバックの場合、
 不意の雨で、雨カバーを掛けるのが面倒であり、大した雨では
 ないと思って掛けないと、意外に中が濡れてしまったことがあ
 った。

  今回、箱本体は防滴仕様で製作したが、フタの浸水が心配
 である。このVゴムパッキンをフタの内側に貼って雨水の浸入
 防止を図る。

 ホームセンターで\198/mだった。(4m購入)
 両面テープ付きでリップの弾力もあり、良さそうである…。

 
    [完成重量]

 空状態では思ったより軽い感じがする。重さを量ってみると3.5kgだった。
 ちなみに、今までのゴールドウィンのツーリングバック+9mmt合板ベース板も3.5kgだった。

[使用感と今後]

 防雨、容量アップ、ふにゃつかない、テーブル兼用、キャリー性、
 大体思ったように改善できた。

 しかし、中仕切りを入れていないためか、乱雑収納状態で使い勝手としてはあまりよくない。
 何かじゃまにならない仕切りなどを考えて、使い易い収納にしたい。


 
   
色彩デザイン少し変更 2009.08.29

 
    写真を見ていて、ボディラインに合わせてみてはどうだろうかと思い付き、白いカッティングシートを貼ってみた。

また、市販のパニアケースは、後面に赤い模様が入っているものが多い。ストップランプが付くようになっているものもあるようだが、ストップランプが付く構造じゃなくても赤模様が入っているようだ。
それを真似て赤いカッティングシートを貼ってみた。

 
   
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その後の小改良など 2009.09.18

 
   
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 [取手の追加]

 ちょっと持ち上げたいときなど、
 肩ひもだけだと不便だったので取手を追加した
 ところ、使い易くなった。
 
   
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 [くまさんシール]

 緊急時に最も取り出し易いと思われる位置に、
 くまさん撃退スプレーをゴムバンドで収納した。

 くまさんシールは、収納場所を頭の中にインプット
 しておくための目印。

 
 
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[小物便利収納整理袋]


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 100YENショップ品だが、なかなか気に入ったもの。

 箱に引っ掛けるフックを付けたところ、とても使い易い。
 ちょっとした調味料など入れておくと、さっと取り出せる。

 収納時は巻くようにして仕舞える。
 
   
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 [左右フタの水平保持ガイド板]

 1mmtのアルミ板を正三角形に切り出し、
 木ねじで止めただけ。

 使わない時は下側に回転しておく。

 大したものではないが、これで左右のフタがテーブルとして
 使えるので便利になった。
 
   
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 [仕切り板]

 ルアーなどの釣り道具類は右側に収納
 することにした。

 フィッシングバックが内側に入らないように
 4mmtシナ合板で仕切りを接着したところ、
 良好である。
 
   
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 [ロッドガイドと小物箱]

 黄色い袋はパックロッドで
 フィッシングツーリング時は、これのみを
 使用している。

 その釣り竿を右側のフタを開けて、
 さっと取り出せるように
 支えガイド板を付けた。

 その上のスペースが開いてしまったので、
 固定小物箱を付けてみたが、
 虫除けなど、何かと入れるものがある。
 
   
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 [マジックバンド(ゴム付き)]

 ホーマックで\698

 薄いものを内側の壁に止めておくもの。

 箱の底に沈んでしまうと取り出し難い
 ものは、かなり整頓された感じになった。
 
   
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 [鋸刃収納]

 【替刃鋸ビックホーイ】
 いつか使う時が来るかも知れないので、
 常設収納しておく。
 
    [コーヒーセット収納箱]


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コーヒー関係をひとまとめにする箱を製作した。

ミル、ガスコンロ、ドリッパー、コップ、フィルター、
砂糖、スプーン、コーヒー豆をきちんと収納できる。


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食材用カゴ 2009.09.27

 
   
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 キャンプでの食材買い出し時、
 パンやトマトなどが潰れないように
 天板に乗せる入れ物を買ってみた。

 100YENショップ品だが、なかなか良い。
 買った食材をさっと入れられるし、
 テント内へカゴのまま下ろせば、
 乱雑にならない。

 しかし、箱の上フタを開けられなくなる
 という問題がある。

 今後は、食材用カゴを簡単に脱着
 できるように細工したいと思っている。
 
 
ソフトクーラーバック購入 2009.09.27

 
   
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 10L容量のソフトクーラーバックを買った。

 近所の大型スポーツ用品店で1,390円。

 1kgの氷とビールを買って冷やしておける
 し、肉などの要冷蔵品を入れておくと、安心
 感がある。

 使わない時や、入れる容量が少ない時は
 潰して収納できる。

 (購入時、5〜6L容量のものにするか
 迷ったのだが、これで正解だったと
 思っている。)
 
 
 
   
2010年春 小改造

 
    サイレンサーとウインカー交換で、少し箱と干渉してしまう。
少しの干渉なのだが、タイヤ位置の変更が必要になった。反対位置へ移設した。そーすると、取っ手も移設が必要になった。

↓タイヤハウスを移設後(作り直し)、補修塗装しているところ。

 
   
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