(キャンプ)
 
 
 ミニイス


 
 
写真左はホームセンターのアウトドアコーナーで購入したもので、5百円くらいだった。

イスは不要と思っていたけど、コンパクトに収納できるので、あった方が便利だと思って買ってみたが良好。
今では無いと困るというようなアイテムになっている。


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 上写真右は、ナチュラムを覗いていて良さそうと思い、手頃な値段だっ
 たので、ついで購入してみたもの。

 収納サイズ55x55x長さ295mm
 重量520g
 アルミニウム合金製 1,340円。

 実際に使ってみると、失敗したかも…。
 
     問題は組立がワンタッチではないこと。折りたたみの足が緩く、カクカクした感じで、地面に置くときに、きちんと揃えてやる必要がある。移動させようと持ち上げると、その足がバラバラと不揃いになってしまう。
 少しきつくなるように改造して使おうか?悩ましい。
  ↓
 2007.05 ピンをM5のネジに交換し、万力で挟んですき間を調整したがやっぱ不調。結局お蔵入りとした。

 
   
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 収納状態比較

 右の収納サイズは、実際には思ったほどコンパクトな気がしない。

 重さの実測は、左690g、右476g。
 
 
更新? 2011年12月

 
    お気に入りのイスが傷んできた。そろそろ買い替えるのが良さそうだ。
しかし当時購入したホームセンターでは販売されていなかった。
ナチュラムで検索してみると、コールマンのものがあった。 同じ物だと思って買ったのだが…。

Coleman(コールマン) ハンディチェア 550円

 
   
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 第一印象は重い!

 実測してみると、
 コールマン918g
 ホームセンター691g

 どちらも収納袋の重さ
 込み。

 骨材の太さを実測して
 みると、
 コールマン約7mm
 ホームセンター約6mm

 その差が大きいようだ。
 
   
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 高さと座面の大きさも
 少し異なる。

 収納袋単体の重さ実測
 コールマン27g
 ホームセンター51g
 
   
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    畳んだ時の大きさはあまり変わらない気がするが、コールマンは少し厚い感じがする。(重いためか?!)

コールマンのものは耐荷重80kgと記載されているが、骨材をアルミで作ったらどうだろうか?
僕は50kgだから、強度が多少弱くなっても大丈夫だろう。
軽量で薄く畳めるように自作してみたくなった。 目標は収納袋込みで450g以下。

 
 
とりあえず更新! 2012年 8月

 
   
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 コールマンのものは気に入らなかったので、
 自作しようと思っていたが、お気に入りのイスが
 壊れてしまった。
 中央部の溶接部が取れてしまった。
 修理可能と思ったが、全体に傷んでいたので、
 それを修理しても長持ちしそうにない。
 自作イスは直ぐに完成できない。それで
 同じものをインターネットで探したところ、
 楽天エブリバザールで見つけた。

 コンパクトチェア(折りたたみチェア)…470円

 袋が付属していなかったが、骨格はほぼ同じだった。
 
 
なんじゃこりゃぁ〜 2014年10月

 
   
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 地盤の軟らかいところで使用したためか、
 このような状態になっていまった。
 その場(現場)で手で直そうとしたが無理。

 キャンプ途中でこのような状態になり、
 やはりちょっとした腰掛けがないと不便だった。

 安かったので色違いの予備を買っておいた
 のだが、またいつかダメになるかも知れないと
 思うと使い続けられない。

 その後、もっとよいミニイスが出現したのでは
 ないか?と思ってナチュラムで見てみたのだが、
 良さそうなものはなかった。

 それで思ったのだが、
 元祖ミニイスではダメなのか?!

 比較したみたところ、
 1番の違いは、畳んだ時のコンパクト性である。
 
   
しかしよく考えると、それほどコンパクトじゃなくてもよい。 オートバイの後ろ箱内に収納していたが、箱外に括り付けられればよいではないか。
よし、元祖ミニイス改を自作することにしよう!

手持ちの鈴鹿サーキットミニイスデーターは、
 外寸法 33cm x 25cm(背もたれ部は含めない) パイプ径 φ12.8mm 重量 810g(背もたれ部含む)

背もたれは不要なので、φ10mmのアルミパイプを使用して、500g以内で出来ればよいなぁ。
(今までのミニイスは600gだった。)
なお、畳んだ時は、ピタっと薄くなるようにしたい。

 
   
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自作 2015年12月〜

 
    比較的簡単に出来そうだから、年末年始休暇で作ることにした。
しかし…、いつもそうなのだが、作り始めると簡単ではないことに気付く。

 
   
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 角のアールは出来るだけ小さくしたい。
 安定感が増すと考えるから。

 角部に切り込みを入れて曲げてみた。
 切り込みを入れるので、強度を考えて材料はステンレス。
 しかし、45゚も曲げないうちにポキッと折れる。
 火で赤めてもダメだった。
  ↓
 極小アールは諦めて、やや小アールで曲げることにした。
 アルミパイプでも、中心線で2Dくらいでどうだろう…。
  ↓
 完全につぶれた。 (T_T)
  ↓
 中にφ8mmのアルミ丸棒を入れて曲げたらどうだろう!
  ↓
 外側のφ10mmアルミパイプが破けた。 (T_T)
 
   
ベンダー自作
 
   
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角のアール部のみφ10アルミ丸棒を曲げて作り、φ10アルミパイプに接合とした。

 
   
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 片側の骨格と、もう一方のパーツ。

 
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 角のアールパーツは、
 パイプにピッタリ入るよ
 うに製作。

 1個作るのに20分くらい
 かかる。
 
   
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やっと完成したと思ったのだが…。

早速、腰かけてみると、なんか安定しないような気がする。 よく観察すると、アルミパイプがたわんでいる。 かるく体重移動すると、歪むのがわかる。 ぐらぐらする感じ。 X形状のものが地盤の軟らかいところで変形して使えなくなったことを思い出した。 ダメだ、強度不足だ。 実践では使えない。
余っていたφ10mmアルミパイプで大丈夫だろうと安易に考えたが甘かった。
なお、重量を量ってみたところ335gだった。 かなり軽くできたのに残念だ。

 
 
自作完成 2016年2月末

 
    アルミパイプφ12mm×1.0mmtを購入して再製作した。
直径比だと2割アップだが、断面係数から計算すると強度は5割アップになるはずだ。

 
   
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 少し悩んだのは角のアールパーツ。
 前回のように作るのは手間なので、φ10の丸棒を曲げて、
 差し込むだけの単純構造にした。

 前回製作したベンダーをそのまま使える。

 四つ角に少し段差が付いて美しくないが妥協した。

 なお、接合は30分タイプのエポキシ接着剤塗布にて固定。
 
   
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 使用する向き?

 座幅は布を製作する時、長さで調整できるが、
 さて、どちら向きで腰掛けるのが良いのか?

 実際に適当かなと思う長さで作ってみて、
 座り心地、安定感を確かめながら、何回か作り直し
 結局どちらの方向でも使える幅にした。
 
   
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 今回、工夫してうまく出来たと思うのは、脱着式角パーツ。

 前回、布のミシンで少し苦労した。
 片方を袋とじに縫って、もう片方を縫おうとする時、既に縫った方の
 パイプフレームが邪魔になる。
 布を手繰り寄せたりしてなんとか縫えるが、かなり縫い辛い。
 布を単純円筒形状にしようかなとも考えたが、ちょっと違うような気が
 して、やめておいた。
 
   
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 オートバイハンドルのバーエンド固定金具の形状でやってみたところ、
 特に問題なく、しっかり固定することが出来た。

 片方のフレームの上部2箇所のみこの方式。
 
    [ 完成仕様 ]

外形:280mm×380mm×約12mm
重量:395g
座面:約230mm×260mm 高さ約280mm

2016年3月5日(土) ワカサギ釣りで実践使用した。
 バッグから出した瞬間に組み立て完了、軽い、良好! 特に問題なし。
 お気に入りアイテムが1つ増えた。


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