(ツール)
 
 
 PICkit2 (書込器)

 
 
現在使用しているものは、マイクロチップ社のPICkit2。
雨宿りの軒下掲示板でryuZoさんの情報により知った。
ちょうどその頃、PIC10F…を使用したいと思っていたのだが、AKI-PICVer4は未対応で 、対応されるまで使えないと思っていた。ところが、マイクロチップ社のPICkit2は、それに対応しているし、高くはないし、なんだか良さそうに思えてきた。
よくわからないところも多かったけど、まずは購入してみたというもの。(2007年11月末)

 
   
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 購入先はマイクロアプリケーションラボラトリーで、
 送料と消費税合計で7,560円だった。
 (オプション基板無しの単体タイプ)

 緑色の物は、006P9Vの乾電池で、大きさ比較用。

 この他に、CD2枚他が付属していた。

 本体の赤ボタンは使用しない。
 
 
少し使用してみて、書込器としてAKI-PIC Ver4との比較。

 
    【 長所 】

@パソコンとの接続は付属するUSBケーブル1本だけでOK。別電源不要。
 チップに書込むには、通常13V程度の電圧が必要なはずだが、USBの5Vを昇圧しているようだ。

A薄くて、小さくて、きちんとケースに収まっている。

Bほとんどの種類のPICに対応している。

C書込速度が速い。

【 短所 】

@書き込みチップをセットする、ゼロプレッシャーソケットが付属しない。
 これは元々ISP(ユーザー基板に割り込んで書き込み)としての位置づけで、チップ単体にも書き込み可能
 というものなので仕方ない。
 書き込みソケットは5本の線を接続するだけなので自作するのは簡単。ブレッドホードや空中配線でもOK。

A添付のCD説明書他すべて英語なので、英語が苦手な僕には困った。
 インターネットで日本語の解説ページを検索して、次のページを見つけた。とても助かった。
 "写真で見る工作室"

(余談だが、マイクロアプリケーションラボラトリーでは、「導入ガイド」として紙っペラ1枚が付属した。5〜6ページ程度の詳しい解説書を勝手に想像して期待していたのだが、A4サイズ裏表に印刷したもの1枚だけで、ほとんど役に立たなかった。しかもオプション基板用の、単体では関係のない説明があり、かえってそれが分かり難くなっていた。)

※まとめ
少し前はマイクロチップ社の書込器が数万円もしたので、秋月電子通商のものが安くて、日本語で良かったのだが、今となっては、新しいチップの対応が遅かったり、説明が今一つ分かりやすいものではないなど、魅力が少なくなってしまった。

 
 
PIC kit 2 PICとの接続方法

 
    PICへの書き込みについて、最初はブレッドホードでテストして問題のないことを確認した。しかし、頻繁に使うことを考えると、ゼロプレッシャーソケット接続基板を作成しておくのが便利。
(40ピン対応など、いろいろなタイプ対応の市販品もあるようだが、自作は難しくなかった。)

 
   
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    ・接続途中に抵抗は必要ない。
・Auxiliaryには、何も接続しない。
・その他のPICについても、各PICのデーターシートを覧るとすぐにわかる。

 
   
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僕の場合、PICの選定は、ほとんどが8ピンか18ピンなので、小さいものにしようと考えて上写真のものを作成した。

チップのセット位置を上か下に変えることにより、8ピンと18ピンのDIPタイプが、どちらでも書き込めるようにしてある。
(28ピンのPICには使えない。)

左の図は、表面から裏面の配線パターンを透かして視た図。
 
 
 
 
16F630と16F690への書き込み 2010年12月

 
    14ピンの16F630と20ピンの16F690を使いたくなった。いつも使うチップじゃないので、ICクリップで接続しようかと思っていたが、書き込み時のピン配置を見てみると、8ピンのタイプと同じであることに気付いた。
いつも使用しているものが使えるかも知れない。


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PIC10F200-I/OTへの書込

 
    米粒チップ が秋月電子通商で1パック(10個入)600円で販売されていた。振動ルアー製作などに使ってみたいので、書き込み用の基板を製作した。

 
   
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 チップ押さえをどうするか悩んだが、ミニ目玉クリップをカットして、
 先にゴムを接着材で貼り付けた。

 使用してみると、問題無く書込出来た。
 
 
 
 
万能接続?!

 
   
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 クリスタルレジンで固めたラジコンサーボ用の
 PIC12F675接続用に作ったのだが、万能接続として
 使えるかも知れない。
 
 

(参考) 旧書込器

秋月電子通商の「AKI-PICプログラマーキットVer.4」 (現在使用していない)

 
    秋月ライターはVer.2から使い始めたのだが、Ver.3へのお引っ越しキットでUPし、その後 (2003.07.27)  「AKI-PICプログラマーキットVer.3」を「PICプログラマーキットver4 バージョンアップセット(\1,700)」で更新。

付属のライターソフトは日本語表記で下のデザイン。


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COM1で接続。

バージョンアップについて

プログラムを作成し、チップに書き込んでみたものの、思った通り動作しなかったときは「ライターとかがバグっているのでは?」と人のせいにしがちだが、今までほとんどすべてが自分のミスだった。
とはいえ、最新バージョンにしておくにこしたことはない。新しいチップに対応する場合もあるので、こまめにチェック しておくのがよい。しかし、しばらく更新されない場合もある。

・PIC16F819を使用するための、基板の1MΩ抵抗追加修正は実施済み。
 (28Pinソケットの14番ピンをプルダウン)
・AE-PICプログラマV4のバージョン状態 :2007.01.11 2007.11.10更新
 PIC Programmer Ver 6.2.1956.4.1076.5.68 picpgm6.exe:Ver 6.61.48
 device6.ini : Ver 6.066.146.51 6.61
 ファームウエアバージョン : AE-PGM877 V 6.356.416.50 V6.61

 
                             
 
 
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