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 定電圧・定電流電源100W 2012年11月

 
 
オートバイ用電熱服の通電テストをしようと思ったが、自作の可変電圧電源では容量が足りない。
12Vで10A以上流せる電源を探したところ、ヤフオクで「小形スイッチング方式定電圧・定電流直流電源」を見つけた。
中古で複数台あり、最低落札価格は16,000円。

高砂製作所のKX-100L

インターネットで検索してみると、取説をダウンロードすることができた。電源容量は探していたものより少し足りないが、なかなか良さそうである。また、定価は7万円以上するようだ。
入札すると競合なし16,000円で落札できた。 +送料1,500円。


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中古なので、寿命度と故障度が心配だが、使ってみるとかなり良い。
電圧上限と電流上限値を設定できるので、安心してテストできる。

[ 出力仕様 ]
 電圧: 0〜40V  電流: 0〜10A  最大出力電力: 100W


 
   
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 これは自作の可変電圧電源だが、電圧電流表示が未完成のまま
 何年も使っている。

 実験時は、電圧計測用テスターと電流測定用テスターを接続する。
 また、やや多めの負荷を掛けると電圧が下がるので、電圧を再調整
 する手間が掛かった。
 電圧・電流値が安定しないことも多い。
 
 
使用感

 
    電熱服とヘッドライトランプバルブについて、12.0〜14.5Vまで0.5V刻みで電流値を計測したところ、簡単に計測することができた。これは便利だ。

定電流設定は最低0.01A(10mA)なので、LEDを抵抗なしで接続してみたところ、電圧は2〜3Vで自動設定された。なお、間違ってプラスマイナスを逆に繋いでしまったが、最高設定電圧までしか上がらなかったので安心して使える。
ただし、取説によると、「定電流設定確度 3.0%±20mA」なので、LED等の小電流実験には向かないと思う。
 (小電流用の定電圧・定電流電源が欲しくなった。)

それから、電熱服に温度調整スイッチがあるが(たぶんPWM式)、それを使用すると電源は1秒くらいの間隔でオンオフを繰り返し、正常に使用できなかった。しょうがないのだろうけれど、ちょっと残念。

 
                             
 
 
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