(電子工作) |
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スロットル開度計 2009年 5月〜 |
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スズキ ジェベル250XCにはスロットルポジションセンサーが付いている。 点火時期を制御していると思われる。 スロットルポジションセンサーといっても、単純なボリューム抵抗のようだ。 検出電圧を測ってみると、0.47V〜4.02Vだった。 その電圧をPIC(ワンチップマイコン)に取り込んで、開度表示を行ってみた。 [ 目的 ] ・キャブレターセッティング用。 たとえば加速ポンプの効き始めを巡行速度の開度以降にしたい場合、巡行速度の開度を覚えておけば 容易に設定することができる。 [ 開度センサー ] ・当初はラジコンサーボのポテンションメーターを利用することを考えていたが、標準のスロットルポジション センサーを利用できることが分かった。 標準のスロットルポジションセンサー電圧をテスターで測ってみたところ、スロットル閉で0.47V、全開で4.02V だった。 5V以下なので、そのままPICのA/Dコンバーターに取り込める。PICにはほんの少ししか電気が流れないから、 元のCDIユニットには影響がないはずである。 PICではそのA/D値を変換表示するだけなので難しくない。 [ 表示 ] FCRキャブレターの場合、機構上、スロットル開度とキャブレターの開度は比例しない。 セッティングの目安とするため、簡単なスロットル開度表示とする。 開度50%までは1%刻み表示とし、50%以上は10%刻み表示とする。(50%以上は見ることがないと思う。) PIC A/D値の変換はテーブル変換としてLCD表示とする。 A/D変換表は→ 【 こちら 】 エクセルデーター 21.5KB [ 使用感 ] キャブレーターセッティング後でも、開度計は意外と見ている。燃費を気にすると、スロットルをあまり開けない ように心掛けるので、通常の値より多いと、ゆるい登り勾配や向かい風などの状況が掴める。 2018年 1月 追記 この表示は無くても困らないが、たまーに見ることがある。 スロットルロッカーとか、緩い上り坂などの確認用という感じ。 |
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